薬剤師って素敵?

すみれ台在住で、薬剤師、ケアマネ、FPの資格を持つ著者が、日常の活動を紹介することにより、薬剤師という職業を考えるサイトです。
本日の認定審査会
毎月第一と第三月曜日の午後は、介護認定審査会に出席している。

今日の案件はいつもに増して、判断に迷うケースが多かった。特に、高齢の方で、実際に介護サービスが多く入っているのに、調査票ではそれほどチェックが入っていない方に苦労した。

チェックが多く入っていなくても、高齢の方の場合、どうしても援助する事が増えてくる。そうした場合、要介護度は低く出るので、場合によっては、今のサービスが受けられない恐れがある。

特に要支援と要介護の境が問題で、個人的には、90歳以上の方は、無条件で要介護にしてもらいたいと思うのだが、なかなか困った問題である。しょんぼり

実際今日も、少し無理気味に要介護度を上げ、サービスを受けられるようにしたケースもあった。

ところで、なぜか知らないが、私の合議体には、難しいケースが多く割り当てられているような気がするのだが、これは被害妄想だろうか!?冷や汗
| takoshi | 介護の仕事 | 22:39 |
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介護サービス協会運営委員会
これまで、介護サービス協会では、施設部会の部会員として出席していたが、今日からは、一つ上の会議、運営委員会に出席する事になった。

これまで、10年近く施設部会に出席していた事もあり、この運営委員会では、あまり違和感なく参加する事が出来た。

初めてではあったが、自分なりの意見も言う事が出来た。グッド

次回からは、運営委員として、施設部会ではなく居宅支援部会に鞍替えとなり出席する事になるが、これまで同様、薬剤師ができるだけ介護に関われるよう、積極的な発言をしていきたい。
| takoshi | 介護の仕事 | 19:48 |
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駐車許可証の更新
居宅療養管理指導を行う上で、どうしても必要なのが、駐車許可証だ。

特に公営団地などに住んでいる患者さん宅に訪問するのに、駐車できるスペースはない。汗

また、店のある神戸市北区では駐車違反の取り締まりが厳しく、油断をするとあっという間に15,000円〜18,000円が飛んでいく。冷や汗

そんなわけで駐車許可証は必須である。

ところで、この駐車許可証、神戸市では意外に簡単に取れる。

申請書、訪問する患者さんの住所氏名、運転者の氏名、居宅療養管理指導の計画書等を提出すればよい。

許可期間は6カ月。昨日で許可が切れていたのだが、すっかり更新を忘れていて、今日あわてて更新手続きを行った。

月曜日とあって、北警察署内は一杯の人であわただしかった。でも、対応された担当女性警察官は、手続き上4日後しか新しい許可証は発行されないのだが、ありがたい事にそれまでの間という事で、臨時の許可証を発行してくれた。ハート

警察官というと、私の中では、どうしても、ぶっきらぼう?な印象が強いのだが、今日の担当官は、本当に忙しかったにもかかわらず、親切な対応に思わず頭が下がった次第である。拍手
| takoshi | 介護の仕事 | 21:37 |
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生まれて初めての涙
今日夕方に、薬を届けに行った患者さんの話を聞いてほしい。

20年以上前から、この家の御夫婦とは付き合いがあるのだが、それはもう本当に仲がよさそうで、お二人とも気さくで、明るく、私だけでなく誰からも好かれる感じの御夫婦であった。ときめき

ところが5年ほど前より、ご主人は認知症を患い、ついにこの前、施設に預けられる事になった。

ずっとご主人の介護をしてきた奥さんにとって、寂しいながらもホッとされたことであろう。

さて、その後、奥さんが歯医者で歯を抜く治療に行かれた際、飲んだ薬のために、震えがその後5日間も止まらなかった事があったそうである。

1日病院に入院までされたそうだが、ご主人を施設の職員が連れてきた際、震えが止まらない不安感のため、ご主人に抱きついて、涙がとめどもなく出てきたそうである。ショック

ご主人も、大丈夫かと優しく抱きとめたらしい。

この奥さん、実は幼い頃にご両親とも亡くされ、甘える事が全く分からずに育ったので、これまで涙を流す事は全くなかったそうである。この方のお歳は87歳! 87歳にして初めて流した涙であったというわけである。

どれだけの思いがこもった涙か、想像できるだろうか。

この話を聞いていた私は思わず少し涙が出てきた。何かしら熱いものを感じた。悲しい

私はと言えば、この方とは正反対の、人に甘えることが大好きで涙もしょっちゅう流すが、実に良い話を聞かせてもらった。拍手
| takoshi | 介護の仕事 | 20:58 |
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厚労省担当者と介護認定についての意見交換
今日は夜、厚生労働省の担当者と、介護認定について意見交換をする機会を得た。

まず、介護平準化委員の方から、介護認定に関する意見や質問を出した。

私も、コンピューターが行う1次判定についての不具合について意見を述べさせてもらった。

その後、厚労省の方から回答をもらったが、残念ながら、1次ソフトの不具合について明確な回答はなかった。

ただ、2次判定の重要性については、はっきり言われ、特に、認定調査の特記事項について、より具体的に詳しく書いてもらうことが、適正な介護認定に極めて重要との意見をもらった。

また2つほど、今まで間違って思っていたことがあった。

要支援2と要介護1の違いは、認知症と、状態不安定で決められるが、状態不安定とは、6か月たって、もう一度、判定した方が良いと思われる事例のことと、明確な基準を示してもらった。

また、これまで、同じ身体的、精神的状況の利用者がいた場合、環境にかかわらず、同じ認定が出なければいけないと考えていたが、在宅で過ごしているのか、施設で過ごしているのかといった、環境の違いで、介護の手間が変わることはそのまま考慮に入れて良いという事であった。

さすがに、厚労省の担当者だけあって、分かりやすく、なるほどとうなずく場面が多かった。拍手

実に有意義な時間を過ごさせてもらった。楽しい
| takoshi | 介護の仕事 | 23:53 |
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認知症介護ネットワーク
今日は午後から、神戸市認知症介護ネットワークの実務者会に参加した。

この会は、医療、福祉の各団体、事業者の実務者が集まり、認知症の方のフォローをどのように行っていくか、について話し合うものである。

内容については、認知症介護の研修や、認知症サポーターの養成、相談機関の設置など、ハード面では確かに充実した内容になっている。グッド

ただ実際、具体的に、どのようにそれぞれの機関が連携を取っていくのかとか、サポーターがどのような仕事をしていくのか等が、まだまだはっきりしておらず、そこの所が今後の課題になっていくように思う。

でも、実際にこのようなネットワークが働き始めているのは、もちろん結構なことである。

我々薬剤師も、今後、認知症の方の薬の管理や、認知症の早期発見等にお役に立てればと思っている。グッド
| takoshi | 介護の仕事 | 20:48 |
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要支援2と要介護1の違い
今日は、午後から介護認定審査会があった。

今日は、結構判断に迷うケースが多く、メンバーそれぞれにいろいろな思いもあり、まとめるのに一苦労であった。冷や汗

その中で多かったのが、要支援2にするか、要介護1にするかで迷ったケースだ。

ご存じかどうか分からないが、そもそも、コンピューターによる一次判定としては、要支援2要介護1というのは、同じ身体状況なのである。

では、何が違うかと言うと、要介護1の場合、明らかな認知症があるか、もしくは、不安定な状態であるか、の2つしかない。そのほかは、すべて要支援2となる。

どちらになるかによって、詳しくはここでは省くが、使えるサービスがかなり違ってくるので、審査会としては、いい加減に決めるわけにはいかない。

とは言え、実際、調査員の認定調査の文章主治医の意見書のみで判断するのは極めて難しい。しょんぼり

認知症の場合は、どれほど認知症があるのか、不安定な状態というのは、今後短い期間で、状態が大きく変化する可能性があることを指しているのだが、これも判断に苦しむケースが多い。

というわけで、審査委員により、意見がいろいろ分かれるのも不思議ではない。

そういうことなので、調査員、そして、主治医の方にも、ぜひ利用者の具体的な身体的、精神的状況についてしっかり書いてほしいと思う。

このブログを見られた方がおられましたら、是非よろしくお願いします。拍手
| takoshi | 介護の仕事 | 21:44 |
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神戸市介護サービス協会理事会
神戸市には、全国でも珍しい医療、介護の各団体が一堂に会し、介護について話し合う神戸市介護サービス協会というものがある。

参加している団体は、神戸市の老人福祉連盟、私立病院協会、介護老人保健施設協会、シルバーサービス事業者連絡会、医師会、歯科医師会、薬剤師会の7団体である。

それぞれの団体の代表が集まる理事会、その下に、実際の実務を話し合う運営委員会、さらにその下に、より具体的なことを煮詰める、介護支援部会、在宅サービス部会、施設部会に分かれた3部会がある。

通常私は、施設部会の部会員として、話し合いに加わっているが、今日は、薬剤師会副会長の代理として、初めて理事会に参加した。

さすがに、各団体のお偉方が出席とあって、少々緊張した面持ちで出席させてもらったが、まずまず無難に過ごすことができた。(発言はできなかったが…汗

でも今日は大変貴重な経験をさせてもらった。今後もこのような場に、できるだけ参加させてもらいながら、薬剤師の介護分野への進出を少しでも果たしたいと考えている。
| takoshi | 介護の仕事 | 20:33 |
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介護認定審査会委員研修
今日は、介護認定審査会が行われたが、その後引き続いて介護認定審査会委員の研修も行われた。

今回の研修では、神戸市が用意した実際の事例4例を、事前に各委員が検討し、自分だったら、どんな判定をするかを話し合うという内容だった。

そもそも、この事例を選択するのに、平準化委員会で検討しており、このメンバーに私も含まれていたので、もう行う前に、神戸市の一応の基準を私はすでに知っていたのだが…汗

それはさておき、この研修の目的は、各合議体で、要介護認定の基準のばらつきを少しでも少なくすることである。

ところが、神戸市内だけでも100近くある合議体の中の、1合議体である私の合議体においても、皆の意見にはばらつきがあった。

今回の事例では、特に、認知症と、末期がんの患者さんが焦点となったが、重く受けとる委員と、軽くうけとる委員がいて、ある程度予想していたものの、やはりまとめるのに大変だった。

それでも、一応の基準を神戸市として示されたのだが、後で聞いた話だが、他の合議体では、納得できないとして怒り出すところもあったという。しょんぼり

しかしながら、一応の基準に合わせて皆が判定しなければ、同じ事例でも、合議体によって違う判定を出すことになり、公平な判定にならない恐れがある。

皆、自分の所が正しいと思っているのだろうが、ここは少し、大人になって、ブレが少なくなるように努めてほしいものである。冷や汗
| takoshi | 介護の仕事 | 21:45 |
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プライドの高い利用者
今日は午後から、居宅療養管理指導を行っている利用者の所に、今年最後の訪問を行った。車

話の中で、年賀状の話になり、その利用者は、1枚1枚筆で書いているというので、私は感心して、私なんか筆どころか印刷ですよ、と言ったら、えらく怒られてしまった。冷や汗

年賀状は筆で書くべきであると、真剣に怒るのだ。汗

筆が苦手というのは、そう思い込んでいるだけで、毎日練習すれば、簡単にうまくなる! と言われる。汗

その利用者は、もともとプライドが高く、その価値観の押しつけには、閉口したが、思い込みというのは気をつけなければならないと、日頃からそう思っていたので、言っていることは分からなくもない。グッド

だが、別に、私は筆で書きたいけど、無理だとあきらめているわけではないので、やはり、納得できかねる話であった。怒り

とはいうものの、私も、知らず知らずのうちに、他人に自分の価値観を押し付けているかもしれないと、反省した次第である。しょんぼり
| takoshi | 介護の仕事 | 19:57 |
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人の幸せとは
25年前に、有料老人ホームで仕事をさせてもらって以来、人の幸せとは何か、というのが私の永遠のテーマである。見る

有料老人ホームでは、入居者に幸せな生活を送ってもらえるようにするのが仕事である。ハート

仕事が終わってから、夜に、哲学者プラトンの本や、聖書の読書会読書 などしながら、皆で考えてきたのが懐かしく思い出される。ときめき

今でこそ、介護の理念は自立支援だと言われているが、我々は、もう随分前から、自立こそが人の幸せだということに何となく気が付いていた。

ただ、私の感覚では、自分の行動は自分で決めるのが当たり前であり、それを人に依存するのは、その人にとって真の幸せではないと考えていた。

最近、いろいろな本を読んだり、いろいろな人の話を聞いて、もう少しいろいろ気付くことができた。ラブ

幸せに生きるとは、人に依存することなく、自立すること! それからもう一つ大事なのは、何事も執着することなく自由に生きること!

どうしても、人は、何かに執着して生きている部分はないだろうか?

たとえば、介護されている人の場合、どうしてこんな身体になってしまったのかと嘆き、そこから一歩も前に進めなかったり、若い人が、仕事の待遇に不満ばかり言って、何もそれから行動を起こさなかったりする冷や汗

こんな人の話を聞いていると、自分ではどうしようもないことは、早くあきらめてそれを受け入れないと、決して幸せにはなれないなと、考えてしまう。

自分の幸せが、周りの環境に左右されるようでは、自由ではない! 極めて不安定なものになってしまう。怒り

もうひとつ、人にはこだわりがあり、できるだけ、そのこだわりから外れないように生きているのではないだろうか?

たとえば、同じような服を着たり、同じような道を歩いたり、同じような物を食べたり…汗

そうすると、毎日、毎日、変化のない人生を送ることになる。もちろんそれが幸せだと感じればよいのだが、そうでない人の方が圧倒的に多いのではないだろうか?

つまり、できるだけこだわりを捨て、自由に毎日毎日、新しいことにチャレンジしていくことが重要と思えるのである!

もちろん、そう考えるのは大変なことである。でも、そう考えられた人がきっと幸せな人生を生きることになるのではと思う。
| takoshi | 介護の仕事 | 23:18 |
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介護認定平準化委員会
今日はまず、介護保険の要介護認定がどのように決まるのか、改めて復習しておきたい。読書

まず、要介護認定を受けたいという申請を出す。そうすると、認定調査員がその方の居宅に出向き、身体的、精神的状況を調査をする。見る

その調査を元に、コンピューターが要介護度を判定する。これを一次判定という。CD

その後、介護、医療の専門家5名が集まり、介護認定審査会が開かれ、一次判定が妥当かどうか協議する。拍手

その際、調査票と、その時の詳しい状況を記した特記事項、それから、主治医より出された意見書を参考にする。

そこで出された要介護度が二次判定である。この要介護度が最終的に申請者に通知される。申請が出てからこの間約1ヶ月である。

ところで、この介護認定審査会は、1組だけでなく、神戸市内だけでも何十という審査会がある。汗

それぞれの合議体で判定の仕方が異なっていては、公正な審査とは言えない!

ところが、現実は、合議体によってかなりばらつきがある。冷や汗

そこで、この合議体によるばらつきをできるだけ無くすため、介護認定平準化委員会という会議でその対策が話し合われる。拍手

前置きが長くなったが、本日この会議が行われた。ビル

今日の焦点は、すべての合議体に審査してもらうサンプル事例をどれにするかということであった。グッド

今回の事例では、完全な寝たきり状態で一次判定で「要介護4」が出ている事例、一次判定では「自立」ではあるが、軽い認知症がある事例、一次判定で「要支援1」であるが、実態はおおむね自立していると思われる事例、その他2事例につき討議を行った。

この会議では5名の参加で行われたが、なかなか良い意見が出てグッド、おおむね意見がまとまり、来年早々に、このうち4事例について審査してもらい、平準化を図ってもらえるよう教育することになった。

とは言うものの、人間のやることであり、ある程度の解釈の違いやら、調査票に書かれた内容から推察するという限界もあり、なかなか、完璧な平準化を図ることは不可能だと思われる。しょんぼり
| takoshi | 介護の仕事 | 22:38 |
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高齢者虐待防止ネットワーク会議
今日は午後より、介護認定審査会に続いて、高齢者虐待防止ネットワーク会議に出席した。車

この会議は文字通りいろいろな介護関連職種が集まり、虐待防止のための対策を練る会議である。

今日は、事例を2例上げてもらい、それぞれ自分の職種から何ができるのかを話し合った。

一つの事例では、精神疾患がある方で、それのせいで虐待されている事例であり、まずは、その精神疾患の治療が急務であった。

その虐待されている方は精神疾患があるにもかかわらず、病職に乏しく、薬を勝手に調整して飲んでいるために、なかなか良くならない。

私は薬剤師の立場より、居宅療養管理指導等で訪問し、薬の管理を任せてもらえれば、解決の糸口を見つけることが出来るかもしれないことを提案し、多くの参加者の同意を得た。グッド

とにかく虐待の場合、家庭の事情が複雑なケースが多く、一つの職種が頑張るのみでは限界がある。汗

こういうケースこそ、他職種が連携を密にし、共同して当たらなければならないことを改めて認識した。しょんぼり

大変有意義な時間を持てて感謝している。嬉しい

今後も年2回、この会議を開き、虐待防止の対策について、皆と考えていくこととなった。拍手
| takoshi | 介護の仕事 | 19:51 |
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介護業界の将来
今日は午後より、神戸市介護サービス協会の施設部会に出席した。車

この会は、神戸市内の介護保険施設を対象に、研修を企画したり、アンケート調査を行ったりしながら、施設の適正な運営をサポートするために設立された。

今日は、介護報酬の引き上げや、介護労働者に対する国の補助金による介護従事者の報酬や、経営への影響を調べたアンケート結果について議論した。拍手

アンケート結果については、若干収入が上がったところが多かったものの、逆に収入が下がったところも少なからずあった。しょんぼり

これは、一部の施設で介護報酬が下がったこともあるが、介護報酬が上がったことにより、利用者の一部負担額も増え、サービスを控えたことも影響したのだろう。

それにしても、介護業界が健全な発展をするには、まずは、思い切った介護従事者の報酬引き上げが必要だろう。今のままでは、介護従事者は家族を持つこともできない。怒りマーク

もう一つは、介護従事者に対する研修の充実だろう。しっかりとした専門知識の習得なくしては、介護のプロとは言えない!

北欧では、福祉の充実は素晴らしいものがあるが、やはり、そのための税金の負担も大きい。

日本でも、福祉の充実を求めるなら、それに対する負担も負わなければならない。一方で、福祉の充実を訴えながら、片方で、負担はこれ以上したくないでは虫が良すぎるというものだろう。びっくり
| takoshi | 介護の仕事 | 20:48 |
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久々の介護認定審査会
今日は通常? の介護認定審査会が約1ヵ月半ぶりに開催された。祭日やら会合やらが重なり、久々になってしまったのだ。

最近介護認定を申請される方が多く補助合議体とかも開かれるようになったのは、前にも話したとおりである。

また、それだけでなく、通常は35名分の審査を行うのだが、今月は40名分の審査を行わなければならない。しょんぼり

そもそも、この審査が行われる1週間前に資料が送られてくるので、あらかじめ予習をするわけだが、これがなかなか大変である。毎晩少しずつたくさん書かれた資料に一通り目を通し、自分なりに要介護度を判定する作業をする。見る

35名でも大変なのに、今回は40名なのでなお大変である。びっくり

おまけに、私は合議体長を務めているので、審査会当日は進行係となり、ずっとしゃべっていなければならない。終わるとへとへとになる。悲しい

でも、申請された利用者のことを思うと、手を抜くわけにも行かず、必死に頭を使うわけである。怒り

とまあ、今日は、愚痴に近い話となってしまった。失礼!汗
| takoshi | 介護の仕事 | 22:21 |
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介護認定審査会合議体長連絡会
今日は、各介護認定審査会の合議体長が集まり、今後の審査の問題点について話し合った。拍手

とは言っても、参加者はほとんどが医師で、さながら医師会の会合に場違いに私が参加したような格好だった。冷や汗

話し合いと言っても、さすが合議体長の集まりで、医師ばかりということもあり自己主張の塊のような方(失礼!?)が多くいらっしゃった。汗

私も、結構しゃべらしてもらったが、終始圧倒されっぱなしだった。びっくり

気分を害する怒り こともままあったが、まあまあ、良い経験ができたかなと思う。グッド

でも、意見の中で、介護は医師のみで回しているかのような発言はやはりいただけないし、他にも介護保険を良く理解されていないのでは、と思われる方が、堂々と自説を述べられるのを見ると、大丈夫かなと思ってしまう。しょんぼり

介護はチームで取り組むべき問題だと思うが、なかなか、本当にそう思っている医師は少ないかなと思った。これは、私のひがみかもしれないが…ショック
| takoshi | 介護の仕事 | 21:07 |
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介護認定審査会補助合議体
今日も日曜日ではあったが、介護認定審査会に出席した。先週にも言ったとおり、通常の審査会で捌ききれない審査を行ったのだが、今回はやたら認知症の利用者が多く、判断に迷うケースが多かった。しょんぼり

どうしても、認知症の利用者の場合、コンピューターによる判断に限界があり、審査員の判断がきわめて重要になる。前にも述べたが、特に調査員の特記事項読書 に大きく左右されるので、目に浮かぶような具体的な形で記述をお願いしたいものである。グッド

話は変わるが、今日鳥取で、高校生の駅伝(日本海駅伝)があった。息子が、須磨学園の選手として参加した(補欠だが汗)が、世羅高校についで2位になったらしい。あの西脇工業が3位だったことを考えると、よくやったと言ってよいと思う。祝拍手

これで、今年の全国高校駅伝が楽しみになってきた。ときめき
| takoshi | 介護の仕事 | 17:38 |
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デイサービスの第3回秋祭り
私が介護部門から離れ半年になるが、今日はうちの会社のデイサービス事業所の秋祭りを、少しだけだが見に行った。本当に久々の訪問(ほぼ1年ぶり?)である。

ちょっとどきどきしながら見に行ったが、大いに盛り上がり、職員の連携も良く、3回目となる今回のお祭りも大成功祝 のようであった。グッド

ただ、参加人数が少し物足りなかった(小規模デイなので仕方ない)が、このデイサービスでノウハウを積み、もう少し大きな施設の立ち上げができれば、そしてもっと参加者が増え盛り上がれば言うことなしだろう。OK

少し縮小した介護部門だが、大丈夫! 皆の頑張りを見て、心が晴れ晴れし、事業所を後にした。楽しい

それにしても、吉本の芸人さんたち(毎年参加してもらっている)は言うに及ばず、職員も芸達者でびっくりである。びっくり
| takoshi | 介護の仕事 | 18:07 |
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介護支援事業所閉鎖
本日をもって、うちの会社の介護支援事業所の一つを閉鎖した。3年余りの営業だったが、思うように利用者が伸びず残念ながら閉鎖となった。しょんぼり

これまで、介護支援事業所、いわゆるケアマネ事業所は、介護報酬が低く、とても単独では経営が成り立たず、他の介護サービス事業所と併設の形でなくては無理と言うのが現状であった。読書

それでも、独立型の良さを活かし頑張ってきたが、これも限界となった。去年4月の介護報酬改正により、ケアマネ3人以上いれば、何とか独立型でも経営が成り立つようになってきたのは進歩と言えば進歩である。グッド

本来、ケアマネ事業所は、他の介護サービス事業所と併設では公正なケアプランを提供できにくく(自社のサービスを入れてしまうので)、本来は独立型が理想であると思う。独立型で何とか経営が成り立つようになったのは良かったとは思うが、利用者の数をかなり集めなければいけないのはやはり大変である。冷や汗

管理者には、別の会社に移って、そのまま自分の利用者のケアプランを立ててもらうことになったが、私にとっては、やはり非常に残念なことであった。しょんぼり
| takoshi | 介護の仕事 | 19:12 |
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要介護とは?
今日は、介護認定審査会の特別版? に参加した。最近、介護認定を受けようとする方がかなり多くなり、通常の審査会だけでは人数を捌ききれなくなったのだ。しょんぼり

ところで、要介護度とは何を持って決まるかご存知だろうか。身体的、精神的障害の程度で決まると思ってはいないだろうか。間違いとは言わないが、微妙に違う!

実は、どれほど介護する手間がかかるかで決まるのだ。グッド

認定調査項目のみで身体的な状況はある程度分かるので、身体的な障害でどの程度介護の手間がかかるかはある意味分かりやすい。ただ、認知症など、精神的な障害でどれくらい介護の手間がかかるかは、調査項目のみでは分かりにくいのだ。ショック

そこでものを言うのは、特記事項である。特記事項とは、認定調査を行った調査員が、より細かく要介護者の状況を記したものである。つまり、この特記事項に、しっかりと書いてもらった方がその人の状況に応じた介護度がはっきり分かるということである。

そういうわけで、特に認知症で困っている場合は、より具体的な困っている状況を、調査員にしっかり伝えることが重要である。つまり、どれくらい介護に手間がかかっているかをしっかり書いてもらう必要がある。グッド

どうか、これから申請を受けようとされる方は、面倒くさがらずに、調査員に、くどいくらいに介護の状況を知らせてほしい。そうでないと、信じられないくらい軽い要介護度がついてしまう可能性があるので注意が必要である。しょんぼり
| takoshi | 介護の仕事 | 19:39 |
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介護の基本?
今日は介護の基本について、皆さんと考えてみたい。男

今更言うのもおかしいが、介護の目的は自立支援である。そのことが本当の意味で未だ良く分かっていない介護職が多いような気がする。冷や汗

大体が見ていると、要介護者に対して手を出しすぎる。また、要介護者に頭を使わせていない。介護者本人は、さも手を出して良いことをしていると思っているようだが、介護される側は、どういう思いでいるか考えたことがあるだろうか。怒り

確かに、要介護者も大人なので、ありがとうと、さもうれしそうに答えるだろう。それをまともに信じてはいけない。心の中では、哀れみを受けた自分が情けないし、できなくなった思いで、更に落ち込みを増すことになろう。しょんぼり

介護者は、要介護者の自尊心を大事にし、まだ自分でもこれだけできる、まだ人生はこれから楽しめる、ということを感じてもらえるようなそんな介護を目指してほしいものである。グッド

確かに中には依存心が強く、何でも介助してほしいと思っている要介護者もいる。そんな方には逆に厳しい態度! で接してほしい。つまり、できうる限り自分でしてもらうのだ。そのほうがその人にとって結局は幸せに繋がるのは言うまでもないだろう。OK

この話は、もちろんすべてに当てはまることではないことは100も承知している。しかし、業務に流されず、たまには立ち止まって、今一度自分の介護の仕方を考えてほしいものである。特にケアマネジャーの皆さんにお願いしたい。男
| takoshi | 介護の仕事 | 20:49 |
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認知症の対応について
ますます、認知症の方が増えている。それにつれて、介護や自動車事故など、社会的に大きな問題になっている。しょんぼり

まず、認知症とは一体どんな病気なのか、しっかり理解してもらいたい。聞き耳を立てる

脳自体が萎縮するアルツハイマーや、脳血管が詰まったりして送る脳血管性認知症等原因にもいろいろあるが、症状としては、簡単に言うと、記憶がなくなっていく! ということである。読書

つまり、最初のうちは、すぐ前に行ったことを忘れてしまうことに始まり、そのうちに、電化製品の使い方を忘れる等、日常生活を送る上で支障が出てくるようになり、ひどくなると、入浴の仕方、着替えの仕方、トイレの仕方等を忘れ、日常生活全般に介助が必要になってくる。冷や汗汗

では、認知症の人たちにどのように接すればよいのだろうか?

認知症が記憶障害であるということを理解すれば、おのずと対応は見えてくる。認知症は進めば進むほど、本人は、何をするにも分からなくなってきてすごく不安になるということである。そのためいろいろな不可解な行動を起こすようになる。

どうしたらよいか、うろうろ歩き回ったり、周りの人に、苛立ちを募らせたり怒り する。これも、病気の前のその人の性格に大きく影響する。

そこで、対応の仕方だが、いちいち、その人の行動に対し、説得することはまったく無意味であるばかりか、余計苛立ちを強めることは容易に理解できるだろう。どんなに理解不可能な行動や言動に対しても、対応者はその人に記憶がなくなっているんだということを理解し、暖かく接する温泉 ことが重要である。グッド

言葉を変えると、その人に振り回されることが、よい対応の仕方であり、それによって、本人に納得してもらうことが大事なのである。つまり、説得より納得を心がけてもらいたい!

一つ付け加えれば、このような対応は家族には大変難しいということである。感情的なしこりが残ったり、その人の病気が心から信じられないからである。

認知症の対応には、専門の介護職に任せるのが、結局は懸命な対応と言えるだろう。グッド

| takoshi | 介護の仕事 | 19:57 |
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要介護認定の注意
今日の話はあまり大きな声では言えないが・・・汗

要介護認定の方式が、今年4月から変わったことはご存知だろうか。調査する時の利用者に聞く項目が変わったのだ。見る それにより、認定がこれまでより厳しく出る(より軽く出る)というもっぱらの噂だった。聞き耳を立てる

実際、今回の改訂で特に要介護度が軽い人の認定がより軽く出る傾向があった。そのため、この9月末までに申請を出した更新認定の方は、たとえ軽く出ても、前の認定をそのまま続けても良い特例措置を設けられていた。読書

ところが、この10月申請分より、基準が少しゆるくなった。つまり、以前より、重く出るようになる見込みだ。拍手

ということは、介護度をできるだけ重く出してもらうことを前提とすると、要介護認定の申請は、10月以降に出した方がよいことになる。OK

ただし、10月末で要介護認定が切れる方で、もし、介護度が軽くなっていそうと思われる方は、特例措置が受けられる9月末までに更新申請した方が良いと思われるので注意してほしい。グッド
| takoshi | 介護の仕事 | 20:49 |
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変更申請に注意。
今日は、介護認定審査会に出席した。学校

それに関連して、今日は変更申請で注意してほしいことを話したい。

変更申請とは、まだ介護認定の有効期間が残っているのに、身体の状態が変化したために(介護の手間が変化したために)、介護認定を改めて行うものである。読書

この申請をする際、もっとサービスの量を増やしたいが、今の介護度では、増やせないので変更申請した、ということであれば問題ない。グッド

だが、別段今の介護度でも、サービスの量は問題なく、ただ、もっと身体の状態は悪いんだ、ということを示したいがために、申請される方、要注意! である。豚

確かに、介護度が上がれば、サービスの量を増やすことは出来る。だが、施設の入所者の方、また施設内でのサービス(デイサービス、ショートステイ等)単価が上がることはご存知だろうか。つまり、自己負担が増えるのである。お金

これを知ってる方は、逆に、介護度を落としてもらいたいがために変更申請をする。OK

ということで、変更申請をする前に、よく、ケアマネジャーに相談することをお勧めする。嬉しい
| takoshi | 介護の仕事 | 19:59 |
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