今日は夜、
厚生労働省の担当者と、
介護認定について意見交換をする機会を得た。
まず、
介護平準化委員の方から、介護認定に関する意見や質問を出した。
私も、コンピューターが行う
1次判定についての不具合について意見を述べさせてもらった。
その後、厚労省の方から回答をもらったが、残念ながら、1次ソフトの不具合について明確な回答はなかった。
ただ、2次判定の重要性については、はっきり言われ、特に、認定調査の
特記事項について、より具体的に詳しく書いてもらうことが、適正な介護認定に極めて重要との意見をもらった。
また2つほど、今まで間違って思っていたことがあった。
要支援2と要介護1の違いは、
認知症と、
状態不安定で決められるが、状態不安定とは、6か月たって、もう一度、判定した方が良いと思われる事例のことと、明確な基準を示してもらった。
また、これまで、同じ身体的、精神的状況の利用者がいた場合、
環境にかかわらず、同じ認定が出なければいけないと考えていたが、在宅で過ごしているのか、施設で過ごしているのかといった、
環境の違いで、介護の手間が変わることはそのまま考慮に入れて良いという事であった。
さすがに、厚労省の担当者だけあって、分かりやすく、なるほどとうなずく場面が多かった。
実に有意義な時間を過ごさせてもらった。