今日は、恥ずかしながら、息子の話をしたい。
今日、西宮市新人大会(陸上)があり、息子は3000mに出場し、4位に入った。
今の実力から言えばよくがんばったと思う。
でも本人の表情は浮かない。
実は、中学校に入った時は、兵庫県でも5本の指に入るほど早かったのだ。ところがそれからほとんど伸びず、今では県大会に行くことさえぎりぎりの有様だ。
いろいろ理由はあろう。貧血とか、成長期だとか、ちゃんとした指導者がいないとか。
でも、一番の理由は過去の栄光にいつまでも縛られ、成績不振の原因を自分の努力不足ではなく、すぐに他のせいにしてしまう精神面の弱さではないかと思う。
私も、子供の時は変に
プライドばかり高く、そこに実力がついてなかったので、社会に出てから大きなことばかり言い、皆にたたかれた。(今でもその傾向があるが
)
言うまでもないが、実力の伴わない
プライドほど格好悪いものはない。
やっぱり子供は親の血を継いでいるのだとつくづく思う。
息子にも、何とか、今の成績が自分の実力だと謙虚な気持ちになり、もう一度チャレンジ精神で頑張ってほしい。
そう親は願うが、そこに気がつくまでには10年早いかもしれない。
親としては今は静かに見守るのみである。