今日は、午前中、神戸市垂水区の店で仕事でした。10時から11時の間に40人の患者さんが来られ、猫の手も借りたい忙しさ!何しろ薬剤師二人だけでしたから…
ところでこの店で、ある病院からのファックスに目が止まりました。
内容は、この病院からの院外処方箋について、疑義があるときは、電話ではなく、ファックスで送ってほしい、ということでした。
このような大変忙しい中、文章を書く暇があるでしょうか。いえいえ、何よりも、その処方箋を持ってきた患者さんに病院の都合で、どれだけの時間、待ってもらえばよいのでしょうか。
どうも、ファックスが届いてから、そのファックスが担当の医師の元に行き、それから、診察の合間に、その医師が返事を書き、それから、再び、病院事務からファックスが届く。どれだけ時間がかかるでしょう。もう少し、実情を考えてほしいものです。
実際、私のメインに努めている薬局前の病院では、電話で問い合わせができ、実にスムーズに回答が帰ってきます。
院外処方箋を出せば、時間待ちは病院の責任ではない、と言いたげです。実際、患者さんも、この薬局のせいだと思ってしまうでしょう。せっかく、患者さんのために、問い合わせを行っても、患者さんに恨まれてしまうかもしれません。やり切れない思いが残ります。
でも、処方に疑問を感じれば、問い合わせを躊躇するわけにはいきません。これは薬剤師の使命であり、そうでなければ、薬剤師の仕事ってなに?という事になります。ああ…