薬剤師って素敵?

すみれ台在住で、薬剤師、ケアマネ、FPの資格を持つ著者が、日常の活動を紹介することにより、薬剤師という職業を考えるサイトです。
認知症の対応について
ますます、認知症の方が増えている。それにつれて、介護や自動車事故など、社会的に大きな問題になっている。しょんぼり

まず、認知症とは一体どんな病気なのか、しっかり理解してもらいたい。聞き耳を立てる

脳自体が萎縮するアルツハイマーや、脳血管が詰まったりして送る脳血管性認知症等原因にもいろいろあるが、症状としては、簡単に言うと、記憶がなくなっていく! ということである。読書

つまり、最初のうちは、すぐ前に行ったことを忘れてしまうことに始まり、そのうちに、電化製品の使い方を忘れる等、日常生活を送る上で支障が出てくるようになり、ひどくなると、入浴の仕方、着替えの仕方、トイレの仕方等を忘れ、日常生活全般に介助が必要になってくる。冷や汗汗

では、認知症の人たちにどのように接すればよいのだろうか?

認知症が記憶障害であるということを理解すれば、おのずと対応は見えてくる。認知症は進めば進むほど、本人は、何をするにも分からなくなってきてすごく不安になるということである。そのためいろいろな不可解な行動を起こすようになる。

どうしたらよいか、うろうろ歩き回ったり、周りの人に、苛立ちを募らせたり怒り する。これも、病気の前のその人の性格に大きく影響する。

そこで、対応の仕方だが、いちいち、その人の行動に対し、説得することはまったく無意味であるばかりか、余計苛立ちを強めることは容易に理解できるだろう。どんなに理解不可能な行動や言動に対しても、対応者はその人に記憶がなくなっているんだということを理解し、暖かく接する温泉 ことが重要である。グッド

言葉を変えると、その人に振り回されることが、よい対応の仕方であり、それによって、本人に納得してもらうことが大事なのである。つまり、説得より納得を心がけてもらいたい!

一つ付け加えれば、このような対応は家族には大変難しいということである。感情的なしこりが残ったり、その人の病気が心から信じられないからである。

認知症の対応には、専門の介護職に任せるのが、結局は懸命な対応と言えるだろう。グッド

| takoshi | 介護の仕事 | 19:57 |
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