私の
ケアマネジャーとしての仕事の目標は、自分たちが住める
高齢者住宅を建てることである。
昨日、今日と4月から始まる
新介護保険制度について、本やインターネットで調べているうちに、かなりうれしい情報を見つけることができた。
それは、特定施設入所者介護の改正である。
この一般の人には聞きなれない介護保険サービスは、従来有料老人ホームやケアハウスの入居者が、施設サービスを受ける際、一日あたりで一定額が施設に支給されるものだった。(入居者も施設に一割払う。)
これが今回、それ以外の高齢者住宅、例えば
高齢者賃貸住宅にも拡大されることになったのだ。さらには、このサービスは、施設内の職員が必ずしも提供する必要はなく、
外部事業所に委託することも可能になった。
私としては、介護サービスを施設内だけで完結すると、外部とのつながりがなくなり、施設が
閉ざされた空間になってしまうことから、前々から何とか外部のサービスを利用する形にはできないかと考えていたので、まさに
渡りに船、といった感じだ。
従来の制度では、
高齢者賃貸住宅での介護保険利用による収入は考えにくかったが、この制度になれば、介護保険からの収入も得られることになり、安定した事業を行うことができる。ますます目標に向けて弾みがついた格好だ。
入居者にとっても、有料老人ホームのように多額の資金
が必要でなく、貯金もあまりなく、年金のみで生活している方にも利用しやすい利点がある。
こうなったら、出来るだけ早く、この事業にも手を出せるよう頑張ろうと思う。ますます忙しくなりそうだが…
ところで明日はまた夕方から、加西市の店
で仕事の予定である。加西市の皆さんよろしくお願いします。