今日は、一日中ケアマネジャーとして、担当している利用者のところに訪問した。
今日だけで、1万歩以上歩いたが、気候も良く、快適に訪問を続けることができた。
ある利用者
は、いつも不平不満ばかり並べ、早く死にたいと言っていたのに、今日は不平不満を言わず、
「最近は食欲もあり、身体も軽い」と初めて、明るいことを言ってくれた。
ある利用者
は、歩行が不自由で、ちょっとの距離も歩けない、といつも愚痴をこぼしていたのに、
「今日は神戸駅まで一人で行ってきた」と明るく話してくれた。
ある利用者
は、つい一ヶ月前まで、誰かの援助がなければ移動もできなかったのに、今日見たら、一人でさっさと歩き、
「食欲も出てきた」と元気に話してくれた。
このように、今日は、こちらまで明るくなるようなそれぞれの利用者の声を聞きながら、過ごしてきたが、最後に少し暗いニュースを聞いてしまった。
デイサービスの人から、ある利用者のことで報告があった。
「今日入浴介助中に気がついたのだが、ソケイ部(足の付け根)がすごく腫れていた」
早速その利用者
のところに行き、見せてもらったら、想像以上に大きなこぶになっていた。聞くところによると、半年前からできてきて、痛くも痒くもないのでほかっておいた、との事。
明日、主治医に受診するように勧めたが、その利用者は「
入院して切らなければならないかな」とやっと不安になってきた様子だった。
とにかく、心配である。明日の受診結果はもちろんすぐに聞くことにしている。