今日は、勝間和代さんの
「やればできる」を読んだ。
勝間さんの本は、これまでにも2,3冊読んだことがあるが、少し内容が難しい所があり、最近はあまり読んでいなかった。
このたび、
twitterで評判が良い事を見て、買って読んでみた。
はっきり言って、この本、数ある自己啓発本の中では、
超お勧め である。私は、久々に、良い本に巡り合ったと感動した。
とにかく分かりやすく、私の中では、特に
薬局薬剤師、薬学生には是非読んでもらいたいと思う。
薬局という職場は、薬剤師が一人前に働けるようになるには、まじめに働けば3年で十分だと思う。
その後、とにかく楽してお金儲けできれば良い、と考える薬剤師にこの本は必要ないが、このブログを見ているような
、やりがいのある薬剤師を目指す方には是非お勧めである。
私自身、老人施設に15年間いた経験から、介護の現場で、薬剤師が活躍できる場がたくさんあることを痛感しているので、
介護分野における薬剤師の進出を、
私がやらずして誰がやる、くらいの思いで頑張っている。
このことを進めるためには、多くの関係者の協力が必要であることも、最近身にしみて良く分かってきた。
その甲斐あり、私も、結構いろいろな所に呼ばれ、
介護現場で薬剤師のできることの講演を地域でさせてもらっている。これからも、いろいろな方の協力を得て頑張っていきたいと思っている。
前にもこのブログでは書かせてもらったが、仕事のやりがいを見つけるには、自分の目標をはっきりさせ、それに向かって進むことだと思う。
そうすることにより、いろいろな分野で活躍できる薬剤師が増え、
薬剤師の地位の向上につながると思う。
今のままでは、どこの薬局でも、一般の人から見れば同じである。個々の薬局で特色を出さなくてはならない。
この本では個人としてどうしたらよいか、本当に分かりやすく書かれている。
ぜひ、お勧めしたい1冊である。