今日は
訪問看護事業所との話し合いがあった。
そこで、今回は
訪問看護、訪問リハの上手な使い方についてお話したいと思う。
訪問看護は、文字通り、
看護師に居宅に来てもらうサービスのことである。
そこで、看護師に、
医療上の処置(じょくそう、吸引、点滴等)をしてもらったり、
療養上注意すべきことなどを指導してもらったりする。
そんなわけで、病状が重度の人、末期癌やパーキンソン等の難病、精神疾患を抱える人によく利用されているようである。つまり、訪問看護師に来てもらう時は、
利用者の病状が重くなってからのケースが多いようである。
できれば、
病状の軽いうちに、訪問看護師に来てもらう方が良いと思う。病状が重くならないように注意すべき点を教えてもらえるし、また、病状の変化をしっかり看護師に見てもらう方が、いざ病状が重くなってしまったとしても、看護師も的確な判断ができるからである。
次に
訪問リハであるが、以前は、事業所も少なく、なかなか利用できなかったが、最近は少しは
利用しやすくなったようである。
訪問リハは
理学療法士等に居宅に来てもらい、リハビリをしてもらうというイメージがあると思うが、実は、一つ試してもらいたいことがある。
それは、病院を退院して介護サービスを受ける前に、この
訪問リハのサービスを1回だけ受けてもらいたいということである。そうすると、理学療法士等が、その人の心身の状態と、家の中の環境を考え、今後の適切なサービスを考えてもらえるのである。
例えば、今後デイサービス、デイケアでリハビリをしたほうが良いのか、家の中のどの位置に手すりをつけたほうが良いのか、杖、歩行器等どんな移動手段を使ったらよいのか等考えてもらえるということである。
前に
薬剤師に薬の管理は任せてもらいたいと話したが、ぜひ、介護サービスを利用するに当たって、それぞれの
専門家に意見を聞くということを忘れないでもらいたいと思う。