今日
は、昼過ぎの3時から夜の9時まで、梅田で行われた
第1回在宅療養支援薬局研究会シンポジウムに参加した。長時間でさすがに疲れたが、得るものは本当に大きかった。
まずは
「地域医療連携と薬局」というテーマで、ケアマネジャー、介護福祉士、薬剤師の立場から、それぞれの演者が講演した。特に薬剤師の立場から講演した
(株)ダイゴの越川氏の話で、地域連携をするには、まめにいろいろな機関に足を運び連絡を密にする必要性を訴えられたことは、私もこれまで通り続けていく必要があることを改めて思い知った。
次の
「在宅医療と薬局経営」というテーマで、
(株)ファーマダイワの社長、岡山氏の講演は、在宅の経営の厳しさ、運営の仕方には大いに共感でき、少し質問もさせてもらったが、同じような悩みを抱えていることが分かり、少しほっとさせられた。
講演の合間の休憩中に、
神戸大学病院の平井薬局長とお会いすることができ、
薬剤師会と病院との薬薬連携の話をし、とにかく知識を得る以前にまず在宅の現場に薬剤師に出てきてほしいということで意見の一致をみた。今後も引き続き連携を進めることとなった。
また、
(株)ぼうしや薬局の安田氏とも話ができ、在宅を進める上で、
営業活動の必要性を改めて痛感した。また、経営上の厳しさも確認することができたが、将来の投資としてはぜひ必要とも言っていた。私も同感である。
最後の講演で、
大阪大学歯学部病院の野原医師が、
嚥下の知識について話をされたが、これが実にユーモアたっぷりで笑いこけながら聞いていたが、実に有意義な話で、すぐにでも在宅で応用できることばかりであった。
それぞれの講演者の
在宅にかける思いは本当に素晴らしく、私の思いなど消し飛びそうだが、少しでも近づけるべく、気を取り直して頑張っていきたいと思っている。今回のシンポジウムが終わり、最近の落ち込みがすっかり解消されているのを感じた。主催された
狭間先生を始めとしたスタッフの皆さんに深く感謝している。