薬剤師って素敵？

　うちの会社では、４月より個人情報保護法に基づき、独自の取り決めを決め、積極的に個人情報の保護に努めています。
　ところが、今日、薬暦（患者さんの処方や、患者さんから聞き取りをした情報等を書き留めたもの)の紛失という、大変な事態を起こしてしまいました　
　各方面からご協力いただき、何とか無事に見つけることができ、情報の漏洩という最悪の事態は避けることができました。しかし、この事件で、いかに個人情報が大事であるかということを痛感しました。
　今後、万全の対策をし、このような事のない様にしたいと思います。ご協力いただいた皆さん。本当に有難うございました。

　今日は本当に良い天気
　午前中は、せっせと介護利用者の訪問活動。実に気持ちの良い一日。
　午後は、例によって、有料老人ホームの各居室に薬を配りに行く。私を昔から良く知っている入居者は、私の顔を見ると気持ちが落ち着くと、嬉しい事を言ってくれる。その代わり、それから、いろいろホームの愚痴を聞かされるのだが、でも実に楽しそうにしゃべってくれる。こちらも結構気持ちよく聞いている。
　やっぱりここはいい。まるで我が家に帰ってきた気分になる。落ち着く。
　何回も言おう　薬剤師の皆さん、薬を持って、患者さんの家にぜひ行こう。必ず、いい仕事をした気分になれる。保障する。

　今日は、気持ちの良い天気だった。
　午前中は、介護支援の仕事で、デスクワーク。午後は、２人の利用者のお宅へ訪問。元気そうに、私を迎えてくれて、今日も気分の良い一日。
　が、しかし…　少し、残念なことがこの後起こった。
　夕方、垂水区のお店で働いている時の一こま。
　子供２人連れのお母さん。薬の飲み方を確認していたら、突然、
「自分で調整するからもういい。車を路駐しているから、早く薬出してよ！」
　薬の内容は、それぞれ、粉、数種類を混ぜるものと、シロップ、数種類を混ぜるのもの。
　この仕事をしていない人は分からないと思うけど、この調剤は、本当に神経を使うのだ。まず、処方された薬の分量がその子供に適当な分量か調べる。そして、間違いなくその薬を正確に測り、粉の場合、ヘラを使い、正確に分け、さらに確かに正確に調剤したか、もう一度確認する。
　シロップの場合、正確に混ぜた後、飲みやすい分量になるまで水を加える。そして、一回分ずつメモリにマジックで線を入れる。
　どう考えても、すぐにできるものではない。適当に計れば良いというものではないのだ。うっかりすると命にかかわるのだ。分かっているのだろうか。嗚呼

　今日は伯母の葬式に行った。
　父親の葬式を一月にしたばかりであり、何かと自然に比較してしまう。
　まず何と言っても今日のほうが規模が大きい。参列者の数も多い。やはりこれは故人の人望の差か
　ただ、ひとつ、うちのほうが良かったかな、と思うのが、葬儀屋の手際か。喪主の挨拶のタイミングが、参列者がほとんど残っていない時にだったり、昼食が午後3時になったり…
　とはいえ、大垣市の斎場は立派　火葬場も隣にあり、これもきれいで立派　家のが貧相に見えたのは、私だけでしょうか。
　伯母さんのご冥福を心よりお祈りします。(合掌)

　今日は朝から雨。
　一日家でのんびりする予定が、やっぱり息子の3000mが見たくて、はるばるまた尼崎まで行った。
　今回は、自己記録を20秒も縮める大健闘久々に面白く観戦させてもらった。でも、トップレベルの選手とはまだまだ差は相当ある。がんばってほしいものである。

　今日は、すごくいい天気、というか、かなり暑い一日でした。
　朝は、まず娘の学校、北摂三田高校の文化祭を見に行った。お琴の演奏、数々の作品、寸劇など、みんななかなかすばらしく、しきりに感心した。私が高校時代、こんな事できたっけ…

　午後は、陸上の阪神記録会。息子が１５００mに出場。ベストは出せたが、タイムはいまひとつ。今後も、腐らず、がんばってほしいものである。

　今日は仕事が終わってから、ケアマネジャー連絡会に出席した。
　昨日、薬剤師会に出席したときと違い、みんな前向きな発言で、活気があった。そもそも、いろいろな職種と接することができるこの会議は、私は大好きである。
　薬剤師会は、当たり前だが、同じ薬剤師どうし、言ってみれば違う視点に乏しいが、この会議は、いろいろな意見が飛び出し面白い。
　ケアマネジャーになって一番の収穫は何と言っても、対人関係が広がることだろう。これだけでも、ケアマネジャーになって十二分の価値があると思う。そして、この広がりが、薬剤師としての仕事にも広がりを持たせるのである。

　今日は、加西市の薬局勤務。荒天でした。
　この店では、私はほとんど薬を調剤する側に回り、患者さんへの投薬は他の薬剤師がしている。
　調剤も軟膏練りや、粉薬の調整など、大変だが、患者さんへの投薬は気を使うので、精神的に調剤の方が楽である。新人のうちはまず、調剤技術をしっかり覚えなければいけない。でも、これは薬剤師の主たる業務と思ってはいけない
　やはり、患者さんとの応対が、一番重要である。患者さんのさまざまな訴えに答えるには、相当の勉強と、経験が必要である。それを怠っては、プロとはいえないし、だいいち楽しくない。
　とは言っても、精神的にはかなりしんどい仕事である。どんな時でも、患者さんの立場に立って話ができるかが勝負である。
　偉そうな事を言ったが、実は、私は、調剤技術が未熟である。その為、この歳になって、頑張って調剤技術の習得に励んでいる。やっと同年代の人位にはできるようになったかな、と思うが、やはり２０台の人には敵わない。歳を痛感する。
　これからもバランスの取れた薬剤師になるために努力したい。

　今日は、また別の店で仕事をした。
　そこである患者さんが、左目のまぶたがかぶれていて、ステロイドの塗り薬が出ていたのだが、その塗り方が問題であった。
　その方は、あまり頻繁につけてはいけないと思い、一日一回しか塗らず、それを漫然と続けていた。普通は、そう思うのかもしれないが、実は問題なのである。
　ステロイド剤は、使うときは集中して使うのが良く、一日３回しっかり塗るのが正解である。そして治ったら、さっと止める。つまり、しっかりメリハリをつけるのが良い。
　そう説明したら、すごく感心されてしまった。

　今日は、午後から、薬剤師会を代表し、介護認定審査会委員として出席しました。
　月２回行われるこの会議、時間は一時間くらいで終わるのですが、３５名の認定をしなければならず、事前に一週間前からその資料読みに、４時間ほど時間を費やします。かなり大変ですが、調査員や、主治医、何よりも利用者にも、いろいろいるなあと、良い勉強にもなっています。
　実際私も、１５年間老人ホームで働いていたこともあり、介護がわかる数少ない薬剤師の一人、と自負しております。(自分で、そう思っているだけ、といううわさもありますが…）それで、結構意見を言ったりしております。でも、やっぱり、医師の意見が通りやすい感じです。
　審査会では５人のいろいろな職種の人と一緒に審査するわけですが、人によって、本当に考え方が違うなあ、といつも感心しています。いろいろ勉強になることが多く、しばらく大変ですが続けていければと思っています。

　今日は天気も良く、娘の陸上大会観戦に行ってきました。娘の成績は散々でしたが、母校の北摂三田高校は大活躍！　応援にも熱が入りました。
　ところで、この競技場、関西学院大学三田キャンパスの競技場なのですが、建物が新しくきれいだし、環境は抜群だし、この大学で勉強できる学生がうらやましいです。

　今日は、午前中、神戸市垂水区の店で仕事でした。１０時から１１時の間に４０人の患者さんが来られ、猫の手も借りたい忙しさ！何しろ薬剤師二人だけでしたから…
　ところでこの店で、ある病院からのファックスに目が止まりました。
　内容は、この病院からの院外処方箋について、疑義があるときは、電話ではなく、ファックスで送ってほしい、ということでした。
　このような大変忙しい中、文章を書く暇があるでしょうか。いえいえ、何よりも、その処方箋を持ってきた患者さんに病院の都合で、どれだけの時間、待ってもらえばよいのでしょうか。
　どうも、ファックスが届いてから、そのファックスが担当の医師の元に行き、それから、診察の合間に、その医師が返事を書き、それから、再び、病院事務からファックスが届く。どれだけ時間がかかるでしょう。もう少し、実情を考えてほしいものです。
　実際、私のメインに努めている薬局前の病院では、電話で問い合わせができ、実にスムーズに回答が帰ってきます。
　院外処方箋を出せば、時間待ちは病院の責任ではない、と言いたげです。実際、患者さんも、この薬局のせいだと思ってしまうでしょう。せっかく、患者さんのために、問い合わせを行っても、患者さんに恨まれてしまうかもしれません。やり切れない思いが残ります。
　でも、処方に疑問を感じれば、問い合わせを躊躇するわけにはいきません。これは薬剤師の使命であり、そうでなければ、薬剤師の仕事ってなに？という事になります。ああ…

　私の勤めている薬局では、薬を有料老人ホームの各入居者の部屋へ直接持って行き、薬の説明をしています。
　今日は、私も、配達に行きました。直接部屋へ持っていくと、相手も変に構えないので、結構気楽にいろいろなことを話してもらえます。時には、一時間にも話が及ぶこともありますが、その方の役に立っている実感があり、大変有意義な時間です。
　薬局の中だけで仕事をしている薬剤師には、この楽しさ？は永遠に分からないでしょう。私は、薬剤師に、もっと外に出ることをいつも薦めています。きっと、未知の体験が待っています。
　そんなわけで、今日は満足な一日でした。

　今日から、早速、薬剤師としての仕事を考えていきたいと思いますが、いきなり堅い話は抜きにして、日記みたいに書いていきたいと思います。
　ところで、私は、ケアマネジャーの資格もあり、薬剤師の仕事をしながら、片手間ではありますが、ケアマネジャーの仕事もしております。
　最近つくづく薬剤師よりもケアマネの仕事のほうがやりがいがあるな、と感じているのですが、どうでしょうか。

今日は、加西市の薬局で仕事をしておりました。午前診は80枚強の処方箋が来て、もうくたくた。夕方は、程よいくらいの忙しさでしたが、今日は定刻通り終わる、と思ったのもつかの間、突然終了間際に10人の患者さんが来て、おまけに複雑な一包化(朝、昼、夜と、ひとつの袋に入れる)の患者さんも来て…　もっと早く来てよと、心の中で、つぶやきながら、ああ、しんどかった。おまけにその一包化の患者さんは待たされて不機嫌になるし、だってしょうがないよ。なかなか、仕事の大変さが分かっていただけないようです。とにかく間違えては大変なので、神経を使います。