今日は午後より、
介護認定審査会に続いて、
高齢者虐待防止ネットワーク会議に出席した。
この会議は文字通り
いろいろな介護関連職種が集まり、虐待防止のための対策を練る会議である。
今日は、事例を
2例上げてもらい、それぞれ
自分の職種から何ができるのかを話し合った。
一つの事例では、
精神疾患がある方で、それのせいで虐待されている事例であり、まずは、その
精神疾患の治療が急務であった。
その虐待されている方は精神疾患があるにもかかわらず、病職に乏しく、
薬を勝手に調整して飲んでいるために、なかなか良くならない。
私は
薬剤師の立場より、
居宅療養管理指導等で訪問し、薬の管理を任せてもらえれば、解決の糸口を見つけることが出来るかもしれないことを提案し、
多くの参加者の同意を得た。
とにかく虐待の場合、
家庭の事情が複雑なケースが多く、一つの職種が頑張るのみでは限界がある。
こういうケースこそ、
他職種が連携を密にし、共同して当たらなければならないことを改めて認識した。
大変
有意義な時間を持てて感謝している。
今後も
年2回、この会議を開き、
虐待防止の対策について、皆と考えていくこととなった。
